そんなときに花を贈ろうと考えたことはあまりないですね。
どちらかといえば、母の日にカーネーションなどの花を贈ろうと思いますが、父の日に贈ろうとはあまり思いません。
しかし、実際には父の日にプレゼントとして花を贈ることも間違いではないのです。
そんな父の日の花を贈るのはいつなのか?について書いていきたいと思います。
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目次
父の日とは?
その前に父の日とは?ということについて書いていきましょう。
父の日とは、「父の感謝を込める日」「父の日ごろの感謝を伝える日」という風になっており、アメリカのドット夫人が「母の日」にならって父親の感謝をするために白いバラを贈ったのが始まりだと言われています。
これが日本でも広がり、「父の感謝をする日」として定着をしたといわれていますね。
ちなみに英語では「Father’s Day」と言います。
父の日はいつ?
父の日はいつなのでしょうか?
日本では6月の第3日曜日にいつも設定をされることが多く、2018年は6月17日になると言われています。
このように始まったをされている理由はいろいろとあるのですが、先ほども紹介したアメリカのドットさんがきっかけだと言われています。
1909年にアメリカ・ワシントン州スポケーンのソノラ・スマート・ドッド(Sonora Smart Dodd)が、男手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いして父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことから父の日が始まったと言われていますね。
実は当時すでに母の日は始まっていただけにドットさんは「父の日もあるべき」と主張をしたことにより1966年にその当時の大統領であるリンドン・ジョンソンが父の日と称賛する大統領勧告がは発したことにより6月の第3日曜日に設定をされたと言われています。
他の国の父の日
アメリカで始まった父の日ですが、今ではアメリカだけではなく日本や世界中で認知をされる日となりました。
しかし、父の日は各国で独特の文化に発展をし渡すものにも違いがあります。
例えば台湾だと父の日は8月8日になっています。
これは「「八八」をかけて「パパ」にしたことが始まりだと言われていますね。
ブラジルでは母の日の3か月後の8月の第2日曜日が父の日だと言われています。
ロシアでは2月23日が「祖国防衛の日」とされ、軍人・退役軍人に感謝する他に、父親・夫・男性に感謝する日となっています。
また、カトリック系の国であるイタリアやスペインなどの国では3月19日に制ヨセフの日が父の日であると言われていますそし、ドイツでは昇天日と呼ばれる国民の休日で早ければ4月30日、遅ければ6月2日になると言われていますね。
一年中で見てみると1月6日のセルビアが一番早く、12月26日のブルガリアが最も遅いとなっています。
父の日に花を贈る理由
実はこれも父の日に発祥であるドット夫人が関係をしていると言われています。
父の日に贈る花は「白いバラ」が基本となっています。
その理由は、ドッド夫人が父の墓前に白いバラを供えたから。
ここから日ごろ家族のために頑張っていると言われている父に花を贈ろうという考えが広がったと言われています。
赤いバラを贈るのが基本?
しかし、死んだ人に白いバラを贈っているのに生きている父にも白いバラを贈るのはおかしいのでは?という意見もあったことから生きている父には母の日同様に赤を。
すでに亡くなっている父には白いバラをという考えもあります。
基本は「父の感謝をする」ことが父の日に始まりであると言われていますので、厳格には決まっていませんのであなたのお父さんに合わせても良いでしょう。
黄色いバラではダメなの?
そういえば、父の日に贈るバラって黄色じゃなかったっけ?
そんな風に思ったことがある方もいらっしゃるでしょう。
先ほども書きましたが、贈る花の色は厳格に決まっているわけではなく実際には赤や白ではないバラの花を贈っている人もいます。
黄色いバラというイメージは日本で1981年設立された「日本ファーザーズデイ委員会」が開催をしている「父の日黄色いリボンキャンペーン」があるからですね。
これは黄色いリボンのキャンペーンとなっており、タレントの人が多く受賞している賞となっています。
父の日の黄色いリボンキャンぺーンでは「幸せや幸福の象徴」である「黄色」を父の日のイメージカラーとしています。
バラを贈ることは基本?
しかし、父の日に他の花を贈るという情報はほとんどなく、父の日に贈る花はバラであるということになっていますので、お父さんの好きな色をおくってみましょう。
ちなみにバラの花言葉は「愛」「美」「清新」「幸福」となっています。
色別に書いていくと、
・赤色
愛情、情熱、美、強烈な恋、すべてをつくす、あなたを愛します
・黄色
美、友情、献身、華憐、あなたを恋します、嫉妬、薄れいく愛、別れましょう
・白
純潔、清純、恋の吐息、相思相愛、素朴、心からの尊敬、約束を守る
・ピンク
上品、気品、温かい心、しとやか、満足、輝かしい、美しい少女、一時の感銘
・オレンジ
信頼、絆
・青
神の祝福、奇跡、夢かなう
・紫
誇り、気品、上品、王座、尊敬
こんな風な花言葉があるのですが、黄色を贈る場合に気を付けばければなりせん。
それは、「嫉妬」や「別れましょう」という意味も込められているということです。
もし黄色いバラだけを贈った場合にお父さんはバラの花ことばを知っていたり、調べると驚くことになりますので、黄色以外にもオレンジで「絆」と表現したりするとよいでしょう。
バラ以外の花でもOK
父の日の花は明確な決まりがあるわけではないので、もちろんバラ以外を贈っても良いですね、
たといえば、ひまわりは「あこがれ」「熱愛」などの花言葉がありますし、ゆりの花は「純潔」「向く」など花言葉があります。
他にも高級な花である胡蝶蘭を贈っても良いですね。
胡蝶蘭は「幸福がやってくる」「清純」という意味が込められていますので父の日にも最適な花になるのかもしれません。
花選びは難しい
父の日の花選びはなかなかムズしいものなので、もし迷ったら・・・
花屋へ行き、「アレンジをお願いします」「父の日にプレゼントに」「黄色のバラだけは入れてください」などお願いをしてみると快く花束を作ってくれますのでとても便利ですよ。
あくまでも気持ちなので、あなた好みのアレンジで良いと思います。
父の日に贈るプレゼント
花束を贈ると決めたら、それだけでもよいのですができればあと少し何かを付けてみるとよりよくなるかもしれません。
人気のプレゼントはいろいろとあるのですが、小さなお子さんがいるなら「お父さんのイラスト」や「手作り(制作)で作らせる」なんて結構人気になっていますね。
他にも、花があるので手軽なものになるとハンカチ、お酒、ネクタイ、お菓子などもおすすめです。
花束プラスで何かを私で日ごろの感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
父の日のまとめ
いかがでしょうか?
まさか父の日に花束を贈るなんてことを考えられなかった方も多いと思います。
しかし、本来の父の日は黄色いバラを贈るというのが風習となっていることがお分かりいただけたかと思います。
そのため、今年はいつもの父の人は一風変わった花束を付けたプレゼントを用意してみてはいかがでしょうか?