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アイスクリームの日を知っている?種類別の特徴を紹介

アイスクリームが実は大好きで、一週間に多い時には7個なので毎日食べますし、少ない週でも3つは食べるほどアイスクリーム好きなんです。

そんな私も知らなかったアイスクリームの日。

これっていつでどんな日なのでしょうか?

また、アイスクリームはすべて同じと思っていたのですが実はいろいろな種類もありますので、「アイスクリームの日」「アイスクリームの種類」について書いていきたいと思います。

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アイスクリームとは?

アイスクリームは暑い夏に食べたくなる食べものなのですが、そもそも定義とはいったいどんなものなのかを書いていきましょう。

アイスリクリームは「牛乳、卵の卵黄、砂糖、香料を混ぜ合わせて凍らせたお菓子、氷菓子」と言われています。

ちなみに日本では乳脂肪分が8%以上のものをアイスクリームと呼んでおり、ほかのものは違う考えとなっています。

この種類については後程お伝えします。

歴史

そもそもアイスクリームはどこで生まれたのでしょうか?

これは16世紀にイタリアで製造されたのが始まりと言われており、そこからフランスへ渡っていきました。

その後パリにカフェ「ル・プロコープ」を開店し1720年にシチリアの氷菓子のグラニータをアレンジした「グラス・ア・ラ・シャンティ」売り出しました。

これは、ホイップクリームを凍らせた氷菓だったのですがアイスクリームの始まりだとされています。

日本で始めてアイスクリームを食べたのは1860年とされており、遣米使節団のメンバーであった町田房蔵が米国に密航した後に帰国した出島松蔵から製法を教わり、横浜の馬車道通りに開いた「氷水屋」で製造・販売したものが日本での最初のアイスクリームだといわれています。

その名前は「あいすくりん」という名称になっていますが、当時はアイスクリーム1つで8000円という値段設定になっていたことから民衆からは敬遠されなかなか浸透をしませんでした。

しかし、その後いろいろな流れがあり日本でのアイスクリームの製造が始まったのは大正9年だと言われていますね。

アイスクリームの日とは?

では、本題に入りアイスクリームの日について書いていきましょう。

アイスクリームの日は5月9日とされており、当初は日本で初めてアイスクリームを製造、販売した日というように取られていたのですが、実際にはそんな記述はどこにも残っていませんのでこれは違うようです。

実はアイスクリームの日が制定をされたのは東京アイスクリーム協会(日本アイスクリーム協会の前身)がアイスクリームの消費拡大を狙って東京オリンピックの開催年の昭和39年(1964年)に制定しました。

アイスクリームのシーズンインとなる連休明けの5月9日に記念事業に合わせて諸施設へアイスクリームをプレゼントしたことが始まりだと言われていますね。

それ以降は5月9日をアイスクリームの日として、この日を中心に各地区で各種のイベントやいろいろな施設へアイクリームのプレゼントをするなど積極的に開催をされているのが大きなポイントといえます。

この日に合わせてアイスクリームの最大手の「31(サーティワンアイスクリーム)」はレギュラーのシングルコーンを100円にするなど積極的にアイスクリームの発展に力を入れるようになっていますね。

アイスクリームを種類別の紹介

ここまでアイスクリームの歴史やアイスクリームの日についていろいろと書いてきましたが、次に種類について紹介をしていきましょう。

実は普段私も食べているアイスクリームは実はアイスクリームではなかった・・・。

ラクトアイス、アイスミルクなど実はアイスクリームには定義がありそれ以外のものにはそれぞれの呼び方があったことがわかったので紹介をしていきましょう。

アイスクリームの原料

種類の前に大事なことが、アイスクリームはそもそも何からできているかということですので書いていきます。

アイスクリームの原料は「牛乳、砂糖、香料」の基本は3つとなっています。

このシンプルな材料の中でもいろいろな種類に分けられることになりますね。

牛乳などの乳製品はクリームやバターなどの乳脂肪分と脱脂濃縮乳や脱脂粉乳、練乳などの無脂乳固形分に分けられますし、

牛乳、加糖練乳、全粉乳は乳脂肪分と無脂乳固形分の両方を含むことになりこれらはすべてアイスクリームの材料となるものとなっています。

その中でも乳脂肪分の濃さがアイスクリームの分かれ目となりますね。

乳脂肪分とは、アイスクリームの風味や組織に影響を与えるとても重要なポイントとなっており、個体になったときに舌触りや食べた感じの違いに大きく表れると言われています。

乳脂肪分は脂肪球と呼ばれるものからできているのですが、その脂肪球はの大きさは2ミクロン以下の小さなものが良いと言われていますね。

メーカーの作り方によってもちろん差は生まれるのですが基本的な材料は同じとなっていますのであとは脂肪分の割合や使っている材料、香料、製造方法によって食べた味や見た目も異なってくることになります。

種類別の違いについて

種類別の名前 乳固形分 乳脂肪分 大腸菌類 細菌数
アイスクリーム 15.0%以上 8.0%以上 陰性 1g当たり

100.000以下

アイスミルク 10.0%以上 3.0%以上 陰性 1g当たり

500.000以下

ラクトアイス 3.0%以上 なし 陰性 1g当たり

500.000以下

成分を比較してみるとこのような違いがあります。

この3種類以外にも氷菓と呼ばれる種類もあるのですが、氷菓は上記の3つに含まれていないものを指していますね。

次に食べた感じや特徴についてまとめてみます。

種類 特徴
アイスクリーム  乳固形分と乳脂肪分が最も多く含まれています。

そのため、ミルクの風味が豊か、濃厚さがあります。

アイスミルク  乳固形分と乳脂肪分はアイスクリームと比較をして少なめ。

牛乳と同じくらいの乳成分を含んでおり、時には植物油脂が使われることもあります。

ラクトアイス  乳固形分はさらに少なくなり、植物油脂が使われることもあります。
氷菓  乳固形分はほぼなし。果汁などを凍らせたアイスキャンディーや

かき氷などが一般的な氷菓となります。

(参考:「一般社団法人 日本アイスクリーム協会公式ページ」)

なるほど、実際にみてみると脂肪分が違いますので濃厚さにも違いがありますし、値段も違います。

では、最後にアイスを種類ごとに分けてみましょう。

ハーゲンダッツ

ハーゲンダッツはアイスクリームの種類に入りますので、食べると濃厚さもありますが値段も1つあたり200円~300円と高めの設定になっています。

レディーボーデン

こちらもアイスクリームの種類にはいります。

ハーゲンダッツほどまでの価格ではないですが、こちらも小さなカップで180~250円ほどしますね。

スーパーカップ

明治が出している人気のアイスであるエッセルスーパーカップはラクトアイスですのでさっぱえりと食べたい方はこのアイスがおすすめです。

植物油脂も入っており、スーパーなどで100円くらいでいつも購入が可能です。

LOTTEの人気アイスですが、こちらはラクトアイスという扱いになりますね。

アイスにシャキッとした氷のかけらが入っているのが特徴的なアイスになっています。

どこでも100円くらいで購入が可能です。

MOW

森永の人気アイスクリームのMOWはアイスクリームという種類にはいります。

こちらは安価ながらも濃厚な味を楽しめるとして人気のアイスとなっていますね。

スーパーなどで100円くらとなっています。

coolish

LOTTEが開発をした飲むアイスとなっていますが、アイスの固定概念であるスプーンを使うということがなくなり、飲めるようになりました。

こちらもラクトアイスという種類になっており100円くらいで購入が可能です。

DREAM HILL

DREAM HILLは北海道の十勝にある牧場の牛乳を使っているアイスとなっており、1つのお値段は約300円くらいとなっています。

もちろんアイスクリームの種類に入りますね。

GODIVA

ゴディバといえばチョコレートで有名な会社となっているのですが、実はアイスも作っており、成城石井などの高級スーパーには取り揃えられています。

上質なチョコレートと厳選された材料で作られていることから味もおいしく人気の商品です。

1つ400円とさすがの値段となっていますが、おいしいことは間違いないアイスとなっていますね。

ゴディバの紹介記事はこちら

ゴディバの値段が高い理由はチョコレートの質が違うは本当か?

BEN&JYERRYS

ベン&ジェリーズは、アメリカ合衆国のアイスクリームのブランド名の1つです。

アイスのパッケージがかわいいとして人気になっていますね。

もちろんこちらもアイスクリームとなっています。

まとめ

ここまで日常普通に食べているアイスについて書いてきました。

アイスにもいろいろな種類があるのですが、アイスクリームだと思っていたものはほとんどがラクトアイスという種類になっていることに驚きましたね。

これからアイスを購入するときには種類を見て、濃厚なアイスが良いならばアイスクリームを、あっさりが良ければラクトアイスを購入するようにしてくださいね。

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