実は私もイチゴが大好きな一人で、毎年子どもと一緒にいちご狩りに出かけます。
普段何気なく食べているイチゴですが、実は栄養の高い効果のある果物であるということがわかっていますので、赤い宝石のようなイチゴの効果について書いていきましょう。
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目次
イチゴとは?
そんなこと知っているよ!!
すいません。もちろん誰もがご存知の果物となっていますがイチゴについて書いていきたいと思います。
辞書などで調べてみるとイチゴとは?
「バラ目バラ科オランダイチゴ属の植物の果実で、生食したり加工して食用にしたもの」
となっており分類としてはバラ科ということになります。
原産地はアメリカ地方、南アメリカ地方となっており、季節の分類は冬春に入ります。
年中ショートケーキの上に乗っていますし、クリスマスにも盛んに目にすることが多いのであまり気にしていなかったのですがもとtも多く出回る時期は「12月~5月頃」と言われています。
歴史を紹介
子供から大人までみんなが大好きなイチゴですが美味しいのですが、歴史についても紹介をしましょう。
実はイチゴは野生のものがあり、石器時代からヨーロッパやアジアの一体で食べられていたと言われています。
現在のようなイチゴが栽培をされたのは200年ほど前からと言われており、南アメリカから持ち込まれた品種と、北アメリカから持ち込まれた品種が自然交配したものだと言われていますね。
日本でイチゴは知れ渡るようになったのは江戸時代の終わりです。
その時はあまり定着をしなかったのですが、明治32年後のフランスの品種が導入をされたことにより日本でも本格的な栽培が始まったと言われていますね。
イチゴの栄養素は高い
その中でも最も豊富に含んでいるのは「ビタミンC」になります。
イチゴは1つのサイズは小さめとなっていますが、一度にたくさん食べることになるためビタミンCを摂取することに最適な果物だといえますね。
ビタミンC
100g当たりの平均的な含有量は「とよのか」が54mg、「さちのか」68mg、そして「おいCベリー」の場合は87mgも含まれており、5~7粒程食べれば一日に必要とされる量が賄えるとされています。
(参考:農研機構「イチゴ果実中のビタミンC含量とその収穫期間を通じた安定性の品種間差異」)
もちろん、イチゴの品種にもよりますがいずれもビタミンCは豊富にふくまれていますね。
ビタミンCは風邪の予防や疲労回復、肌荒れなどに効果があると言われていますので寒い冬から暖かくなってくる春に最適な果物だといえます。
アントシアン
他にも含まれている栄養素としては、イチゴの赤い成分であるアントシアニンはポリフェノールの一種で眼精疲労の回復や視力回復に有効とされており、
活性酸素を減らす効果もあることからガン予防にも効果があるのではと言われています。
ペクチン
ペクチンは水溶性の食物繊維となっており、コレステロール値を下げる、血糖値の上昇を抑える、便秘や下痢を解消する、疲労回復などが期待をされます。
また、食物繊維が豊富に含まれていることから便秘を解消する効果があると言われており、腸内環境を整える力も持っていますね。
葉酸
葉酸とは、ビタミンBの一種で赤血球の生産を助ける造血のビタミンです。
これは妊娠中の妊婦さんにとって大事な栄養素となっていますので妊婦さんにも良い効果があると言われています。
赤ちゃんの「発育を助ける」「栄養を送る血液を作る」「母乳の質が良くなる」などの効果が期待をできます。
葉酸はほかにもストレスの軽減やうつ状態を抑える、脂肪燃焼など様々な効果も期待できますのでイチゴを食べるとより効果も高いですね。
カリウム
イチゴんはミネラルが豊富に含まれています。
その中でもマグネシウムやカルシウム、カリウム、鉄などが豊富に含まれていますね。
その中でも特に多く含まれているのがカリウムです。
カリウムには高血圧の予防や改善に効果があると言われており、ほかにもむくみの予防や解消、腎臓の老廃物の排出を助けたり、筋肉の収縮をスムーズにする働きもあると言われています。
他にもキシリトール、フラボノイドなどいろいろな成分が豊富に含まれている果物となっており、ダイエットにも効果があるとされています。
ダイエットに効果がある理由
イチゴには便秘を解消するための効果があると言われており、結果としては腸内環境を整えてくれます。
また、イチゴが他の果物と比較をした場合にカロリーが低めになっていることからダイエットに最適と言われていますね。
イチゴは100gあたり34kcalです。
そのほかの果物は、バナナは86kcalで、りんごは54kcal、キウイ53kcal、もも40kcalと比較をしてみるとイチゴがいかに低いのかがお分かりいただけますね。
ただし、イチゴを食べて入ればカロリーに低いので効果が高いですが、練乳や砂糖をかける。
また、チョコレートをかけたり、品質改良で甘いイチゴを食べるなどをすると、結果的には糖分を過剰に摂取をしてしまいダイエットの意味もなくなる可能性もありますので注意をしましょう。
イチゴの食べる量はどれくらいがいいの?
このような栄養豊富なイチゴですが、量はどれくらいは食べればよいものでしょうか?
結論としては、中くらいのものを5~6粒程度食べることができれば一日に必要なビタミンC100gを満たしてくれると言われています。
そのため、ケーキだと3つ程度しか入っていませんし、大福だと1つ大きなものが入っている程度となりますので食べるならばそのままの状態で食べることが一番良いといえますね。
個人的にはそのまま食べることも好きなのですが、他にもジャムにしてもいいかなと・・・。
正直、これだけイチゴに栄養が豊富に入っているとは思っていなかったので育て方を検索して栽培を来年が試みようかとも思っています。
食べすぎには注意!!
ただし、栄養は豊富に入っているからといっていちごをたくさん食べすぎると良くないと言われています。
その理由は、
・下痢や腹痛などの症状がでる。
・口のかゆみやアレルギー反応が出る。
・トイレが近くなる。
こんな風な症状が出てくる可能性があるからです。
実は身体によいと紹介をした成分も食べすぎをすることにより悪い影響が出ることもあります。
例えば、キシリトールは小腸に吸収をされにくいという特徴があり、吸収をされないまま大腸へ運ばれてしまうため、結果としては腸内に大量の水分を運ぶこととなり、下痢になります。
つまり、イチゴに含まれている水分は効果もあるのですがその反面腸内の状態を悪くしてしまう可能性もありますので注意をしましょう。
おいしいイチゴの見極め方
ここまでイチゴの栄養や効果についてご紹介をしました。
最後にイチゴを食べる際に少しでもおいしいイチゴを選ぶための方法をご紹介しましょう。
イチゴにもいろいろな種類があり、甘いものもあれば甘みを抑えているもの。
また、同じ商品でも1つずつのイチゴで味も異なってくるというのが特徴となっていますので、少しでもおいしいイチゴを食べるために見分けるポイントをご紹介しましょう。
この方法ならばスーパーでも直売所でもしっかりと見極めることができますのでおすすめです。
イチゴの種類
実はイチゴにはいろいろな品種があります。
それぞれ特徴も異なりますので、購入をする前にスマホでイチゴの名前で検索をしてみましょう。
そのイチゴの特徴を見極めることができると思います。
主な名前はこちらになります。
あまおう
あまおうの特徴の1つはサイズの大きさです。とよのかに比べ平均で約1.2倍程度の重さがあり、見た目も丸みがありかわいらしい形をしており、甘みと酸味はバランスよく取られているイチゴとなります。
味は濃いめという形になっていますね。
古都華
香りが豊かで甘味と酸味も強く濃厚な味わい。ツヤのある濃い紅色の果肉はしっかりしていて歯ごたえがあり、日持ちがするいちごとして人気です。
ゆめのか
果皮は鮮やかな赤で果実はややかためとなっており、甘みと酸味のバランスが良いイチゴです。
鮮やかな赤色としているのが特徴のイチゴですね。
他の種類のイチゴ
・とちおとめ
・ひのしずく
・紅ほっぺ
・さちのか
・さがほのか
・やよいひめ
・あすかルビー
・ゆめのか
・越後姫
・さぬき姫
・ももいちご
・とよのか
・女峰(にょほう)
・章姫(あきひめ)
・アイベリー
・もういっこ
・初恋の香り
・スカイベリー
・いばらキッス
・きらぴ香
ちなみに私は今回スーパーで「古都華」を購入しました。
(奈良県民らしく、奈良産のイチゴは外しません)
甘くておいしいと娘らも喜んでおり、私は1粒しか食べることはできませんでしたが(笑)
さすが1パック500円だけあって味は良かったですね。
選び方
大事なポイントをまとめました。
・果皮がくっきりとしているもの。
・ヘタが青くて元気なもの。
・表面にツヤがあるもの。
・全体的に色づいているもの。
この4つのポイントをしっかりと見極めるようにしてください。
そのほかにも香りを感じないものには注意をしましょう。
その理由は、イチゴは収穫後も赤くなっていく性質を持っています。
そのため、熟す前に摘まれたものも時間の経過で色づいているものもあるからです。
香りは購入の前に確認しておきたいポイントですし、スーパーなどの場合は上からの見た目はきれいでも、そこが痛んでいるものや色の薄いものがあるかもしれませんので要チェックですね。
保存をする方法
ちなみに、購入をしてその日に食べるならばよいのですが残してしまったり、時には翌日に回したりする場合もあります。
そんなときにはしっかりと保存をするようにしましょう。
保存の方法はこちら
・乾燥を防ぐためにラップに包む、もしくはポリ袋へ入れる。
・水洗いは腐る原因となるので、食べる直前まで洗わない。
・洗うときはヘタを付けたまま洗うこと。
(ビタミンCが流れ出てしまう)
また、基本的な情報としてイチゴは日持ちのしない果物ですので、購入をした当日には食べるようにしたいものですね。
遅くても購入後が2~3日以内には食べるようにしましょう。
イチゴのまとめ
イチゴの栄養から特徴までいろいろな情報をまとめましたが、イチゴという一つの果物の効果や栄養には驚く結果となりました。
冬から春にかけて一番イチゴがおいしい季節ですので、食べすぎには注意をして季節の味を楽しんでくださいね。