名前は聞いたことがあるけれども、実際にどのようなものなのか説明をしてといわれると正直難しいですね。
「賢い人がもらう賞」
「成功をした人がもらえる賞」
そんな風なイメージですので、ここではノーベル賞の基礎知識について書いていきます。
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ノーベル賞とは?
大人になっても知らないと恥ずかしいですので知っておきましょう。
ノーベル賞は年に1度発表される権威のある賞です。
スウェーデンの化学者であり発明家・実業家の「アルフレッド・ノーベル」からとられており、1871年にノーベル氏はダイナマイトの開発に成功し、歴史に名を刻む大富豪となりました。
「ノーベル賞」を創設する直接の原因となったことはノーベル氏が55歳の時です。
自分の死後の評価を気にするようになったことから遺言を元に、ノーベル氏の死後ノーベル財団設立委員会が結成され「ノーベル賞」なるものが設立されたという経緯があります。
ノーベル賞は全部で6つ
これもノーベルの遺言から作られた6部門をなっておりますので知っておきましょう。
・物理学賞
・化学賞
・生理学
・医学賞
・文学賞
・平和賞
ちなみに「ノーベル経済学賞」も入るという人もいますが、原則的にはこの賞はノーベルが死後にスウェーデン国立銀行が設立をした賞になりますので公式にも「正式なノーベル賞とは言えない」といわれています。
ノーベル賞の発表時期としては、毎年10月の1週目から2週目あたりとなっていますね。
ノーベル賞の受賞基準は?
ノーベル賞の受賞基準は厳格です。
もし間違って何の研究も摂っていない人に賞を与えることになるとノーベル賞の価値がなくなるからです。
そのため、選考に当たっては世界各国から他薦にて推薦を募ります。
(自薦はできません。)
まず候補者を100人規模に絞り、その中から1桁台に絞っていくという作業になります。
ちなみに選考の基準は引用の多さだといわれています。
いろいろな研究に引用をされているならば権威のある研究に間違いないという考えになるからですね。
選考過程については受賞後50年を経過しなければ好評をされないことになっています。
そのため、ノーベル賞を受賞した人はこの世にいない可能性が高いので自分が賞をどのような経緯で獲得したかはわからないままになるでしょう。
ノーベル賞について簡単に書いてきました。
権威ある名誉ある賞なのですが、実際には選考基準など謎になっている部分も多い賞なのだと感じましたね。
でも、そんな権威のある賞を日本人がとると嬉しいものです。