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餅つきの由来と道具

お餅はお正月には欠かせない食べもの。


それを購入する方もいますし、実際に杵と臼をつかってつくかたもいると思います。
購入はラクなのですが、実際に食べてみるとつきたてのほうが抜群に美味しい!

そこで、お餅つきの道具や由来と、おいしいお餅レシピをご紹介します!

お餅つきの由来と意味は?

お餅つきはただ、お餅を食べたいからするというものではありません。

ちゃんと意味があるからお正月に日本ではお餅を食べるんです。

実は日本ではおもちは特別なものとして扱われます。桃の節句の菱餅、こどもの日の柏餅などその季節の節目におもちは欠かすことができないものとなっているんです。

そして、お正月にお餅をつく意味は2つあると言われています。

1.鏡餅をつくるため?

2.お雑煮にいれて食べるため?

この2つの意味を込めてお正月にお餅つきをします。

鏡餅をつくる意味は新しい年に訪れるとされている歳神様(としがみさま)を、お迎えするためです。

「今年も一年良い年でありますように」という願いを込めて飾るもの。

その歳神様が訪れた時に休まるところがないため、鏡餅で歳神様が落ち着く場所とされています。

諸説はいろいろありますが、奈良時代から始まったと言われています。奈良時代は神社や仏閣によくお餅をお供えしていたという話もあります。

もう1つのお雑煮の意味は、稲作農家の方が何かお祝い事があるたびにお餅つきをしていたようです。

お餅には魂が宿り、神様が訪れるといわれており、すごく大切なもの。つまり、お餅をつけば神様が訪れると信じられていたのです。

この2つの諸説がお餅つきをする意味といわれていますが、「神様」は共通している部分ですので今年は意識をしてみるとかわるかもしれません。

子供に説明するなら、イラストを見せながら説明するとわかりやすいかもしれないですね!

お餅つきの手順と道具

お餅つきをするための手順はこんな風にします。

お餅ができるまでにあまりにも行程が多いので驚きますね。

必要なもの。

・もち米10人分=約1.4kg(一升)

・杵と臼

・蒸し器

・ガスコンロ

・お湯を沸かすためのもの

(ティファール、やかん、鍋など)

・布巾(多め)

・タワシ

もち米の準備

もち米は、前日の晩にもち米を研いでたっぷりの水につけておきます。  前日準備ができていなければお餅つきはできませんので気をつけて下さい!

臼にも前日から水を張り、杵はバケツなどに入れ水に浸しておきます。  乾いた状態ではおもちをつくことができませんので、きちんと湿らせて水分をすいこませておきましょう!

当日の準備

もち米を蒸し始める1時間前にセイロやざるに揚げて水分を切って乾かす。臼をもちつきをする場所まで運び水を張っておきます。杵も水につけておきます。

(ブルーシートなどを引いておくと片付けがラクです!)

お湯をたっぷり沸かし、もちつきをする側に置いておきます。

※お湯をたくさん使うので、もちつき中はコンロやティファールなどでお湯を沸かしておきましょう。

もち米を蒸す

蒸し器で45~60分蒸します。火力は超強火で。食べてちょうど美味しいくらいの固さが目安です。硬いとおもちにならないのでご注意を!
何回かつくときはセイロを2~3段あると1番目を蒸して20分後に次の2段目を追加すれば待ち時間を少なくできます。

臼と杵の準備

もちつきの10~15分前になったら、臼、杵をお湯で温め、湯を2~3回ほど入れ替え、臼と杵を十分に温めます。

(あつあつにしておきましょう)

もちつき開始

もち米が蒸し上がったら、臼の湯を捨て軽く布巾で拭き取り、もち米を入れます。

杵でもち米をつぶしこねます。
体重を掛けてねじるようにして米粒を潰していきます。できるだけこまかく、手早くしましょう!

杵でつきます。杵にもちが付くようになったらお湯で湿らせます。返し手はぬるま湯で手を湿しながら、もちを折り畳むように中心に集めます。何回かついてつく手を止めていくと安全です。

途中に餅全体を持ち上げひっくり返します(1~2回)。粒がなくなってなめらかになったら出来上がりです。


終わったらすぐに臼にお湯をいれてタワシでこすります。一回転終わりならここまで。
もう一度つくなら、お湯を入れて杵と臼をあつあつのお湯で温めておきましょう!

食べるなら、まちがいなくきな粉もちがおすすめ。

レシピもきな粉と砂糖をいれてまぜるだかなのでとても簡単です。

今は杵とうすもレンタルをすることができますので、お餅つきをしようと思っているなら一度チャレンジしてはいかがですか??

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