寒中見舞いは、年賀状が終わった後にだすハガキのことを言います。
時期や期間はいつ?と思う方もいらっしゃいますが基本的には門松などを片付ける日である1月8日から節分(立春)まの前日の2月4日までは一番多く用いられています。
この時期にも諸説がいろいろとあり、関西では松の内が1月15日のところもあるみたいですね。
寒中見舞いは喪中の方が出すと思われていますが、実はそんなことは有りません。
もちろん、喪中のため年賀状が出せない方は11月~12月の初旬にかけて喪中はがきを郵送するケースがあります。
しかし、中には知らせることができずに年賀状が届く場合もあります。そんな時には1月8日以降に寒中見舞いを郵送するケースもありますね。
他にも年賀状をいただいたけれども、すでに1月7日だったなど郵送をすると1月8日が過ぎる場合に年賀状のお返しとして寒中見舞いを郵送する方もいらっしゃいます。
他にも喪中とは知らずにこちらが年賀状を出してしまった時のお詫びやお悔やみで出すケースもあります。
寒中見舞いの文例やイラストは?
印刷をお願いする方もいらっしゃいますが、今は簡単に文例もありますので作成はパソコンでする方がラクです。
寒中見舞いのマナーはしっかりと守っておきたいものですね。
何よりも大事なことは気遣いや、挨拶、と相手のことを考えてある文章であること。これさえクリアしていれば特に問題はないと思います。
寒中見舞いの文例
寒中お見舞い申し上げます
暖冬とはいえ、さすがに冷え込む今日この頃、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
おかげさまで私どもは無事に過ごしておりますので、ご安心ください。
世間では流感が猛威をふるっております。時節柄、くれぐれもご自愛ください。
一番スタンダードな文章になります。
寒中見舞い 年賀状の返礼が遅れたとき
寒中お見舞い申し上げます
ご丁寧な年賀状を頂き、ありがとうございました。ご挨拶が遅れ申し訳ございません。
皆様におかれましては良いお年を迎えられましたご様子、心からお喜び申し上げます。
私どもも無事越年いたしました。
今年もよろしくご厚誼のほどお願い申し上げます。
寒中見舞い 喪中で年賀状を返信できなかったとき
寒中お見舞い申し上げます
寒さはこれからが本番ですが、皆様にはお変わりございませんか。
【故人続柄】の喪中のため年始のご挨拶を差し控え、失礼いたしましたが、今年もなにとぞよろしくご厚誼のほどお願い申し上げます。