正直、私も灯篭流しという言葉は聞いたことがあるのですが意味については知らないことも多いですし精霊長しとの違いについてもあまり知りません。
そこで日本伝統の灯篭流しについて書いて行きたいと思います。
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灯篭流しと精霊流しの違いについて
灯篭を流す風景やお盆の風物詩としてニュースなどでも取り上げられることが多いですね。
そもそも灯篭流しの意味について書いて行きましょう。
灯篭流しは、死者の魂を弔うために灯篭やお盆のお供えを川に流す行事のことを言います。日本全国で行われており、「送り火」の一種だと考えられていますね。
送り火とはお盆の期間だけあの世にいった魂をこの世に戻ってきた魂を再びあの世へ送り出すために炊く火のことを言います。
特に有名なのが京都や広島で開催をされているとうとう流しで京都は花火大会の日に、広島は原爆によって亡くなった人たちを慰霊する為に行われています。
それに対して精霊流しの意味についても書いて行きましょう。
精霊流しとは長崎県内のみで開催をされているお盆の行事のことをいいます。佐賀県や熊本県などの一部の地域も含まれることがあるみたいですが、初盆を迎えた故人の家族が精霊船と呼ばれる船を川に流します。
どうやら歌手のさだまさしさんが「精霊流し」という歌を発表したことによりその名前が有名になったようですね。
精霊流しと灯篭流しの違いは地域で異なるということと、精霊流しの際には爆竹や完成などお祭りのようににぎやかになると言う点かなと思います。
まだ、流すものも違いがあります。灯篭流しは「灯篭」のみを流すことになりますが、精霊流しは灯篭、供養船、供物、など川にいろいろなものを流して慰霊や追悼を行うものとなっています。
地域柄でいい方もかわりますし、先祖に対する対応も変わってきますので長崎県へこれから嫁ぐ人や、これから関わりがある人は特に知っておく方が良いでしょうね。
ハワイでも灯篭流しが行われている
ハワイではアメリカの「メモリアルデー」と呼ばれている戦没将兵記念日に亡くなった兵士たちを追悼するイベントとなっていますね。
亡くなった兵士たちを追悼する日だったのですが、今では、親しい人、全ての人を、心を込めて悼む日として知られています。ハワイの灯篭流しもとてもきれいだと有名です。