それは、ブラックデーと呼ばれている日で4月14日に制定をされている日となっています。
今韓国では当たり前のように行われているイベントなのですが、日本ではどうなのでしょうか?ブラックデーとは?また今後の日本での流行予想について書いていきましょう。
スポンサーリンク
目次
ブラックデーとは?
バレンタインデーは女性から男性へチョコレートを贈る日。
ホワイトデーは男性から女性へお返しをする日です。
では、ブラックデーとは?どんな日なのでしょうか?
ブラックデーは韓国では定番化しているイベントの日なのですが、バレンタインデーもホワイトデーもご縁がなかった男女が黒い服を来て、黒い食べ物を食べる日と言われています。
少し寂しいような気持ちもあるのですが、このブラックデーに参加をするということは「私はフリーですよ」ということを宣言している日ということもあり、例年街中で合コンやコンパが行われるようでブラックデーをきっかけに交際が始まることもあるそうです。
韓国では定番化しているこのイベントはバレンタインデー、ホワイトデーの次にブラックデーとして定番化をしていくのでは?と予想がされていますね。
予想というよりは日本では年々初婚の時期が遅くなっているということもありますので街を上げてブラックデーというイベントを立ち上げるべきだというのが正直な感想です。
日本の初婚の平均年齢は年々上がっている
日本人の初婚の年齢は「少子化社会対策白書 (旧少子化社会白書)について」による調査を見てみると、2011年の時点で夫は30.7歳、妻は29.0歳となっており、30年前の初婚年齢を30年前と比較をすると夫は2.9歳、妻は3.8歳も上がっているということになっており年々晩婚化が進んでいるのは正直なところです。
さらなる調査で2014年の時点でも夫の年齢は31.1歳、妻の年齢は29.4歳となっており、2011年の調査よりもさらに晩婚化は進んでおり、夫、妻ともに0.4歳も上昇をしているというデータがでています。
ちなみに2035年になると生涯未婚率(独身者)が半分を超えるといわれており、日本もブラックデーや街コンなど本格的に参入していかなければならないかもしれません。
参考記事「少子化社会対策白書 (旧少子化社会白書)について 」発行元:内閣府
出生率も下がる
晩婚化が進むということはどういうことなのか?
つまり、出生率にも大きく影響をする可能性があるということになります。
出生率とは夫婦が結婚をしてから子供を生む人数のことなのですが、2002年の時点では1家庭2.2人となっていましたが、2010年には1.96人と2人切っている状況があります。
このように結婚が晩婚化すると日本の総人口が減っていくという悪循環が生まれることとなりますね。
結婚が晩婚化する理由
晩婚化する理由はいろいろとあるのですが、大きく分けると2つあります。
・経済的が低迷化しているため結婚をする人は減っている、遅くなっている。
・女性も一人で生きていける社会になり収入も多くなっている。
経済的な理由は経済が日本は低迷化しており、給与も上がらない、収入も増えないというような理由からなかなか結婚へ踏み切れないという事情が多いようです。
特に男性は感じているようで、夫婦だけならば共働きでも良いのですが子供が生まれて自分だけのお給料では養っていく自信がないという点で結婚へ結びつかないため収入が多くなってくる30代にどうしてもなってきます。
また女性の社会進出は政府も推し進めていることから働く女性が増えており、その結果女性の社会的地位も上がっており、中には男性よりもはるかに稼いでいる女性も多いです。
そうなると、別に結婚をして家庭に入らなくても家も購入できるし生活もしていけるし、会社員として貯蓄もあるので老後も困らないということから結婚が遅くなっています。
独身は幸せ?寂しい?
結局日本で暮らしていくと、独身が楽だし好きなように時間を使えることから独身貴族してたのしんでいる方も多いです。
特に男性の場合は、好きな車にのって女の子と遊んでいるだけで楽しいし、ラクだという人は多いです。
また、女性にしても男性と一緒に暮らすことによりストレスを感じるので一人の方が気楽という人も多く、結果的に独身貴族として楽しんでいる方も多いようですね。
しかし女性の場合は同僚や周りの友人に子供が生まれると結婚をして子供がほしいと思う人も多いようで高収入ではないOLの女性などは結婚をしたいと思っている方も多いようですね。
年齢を重ねて子どももいないという現実を見たときに「寂しい」と感じることもあるようなので、独身が楽といっても将来は見据えて結婚は視野に入れておきたいものです。
独身税という話
そんな風に独身を楽しんでいる人が多くなると日本は働き手も少なくなっていき少子化はさらに進んでいくことになりますので結果的には日本は衰退をしていってしまう。
それならば、独身の人から税金を取ろうという考えが一時浮上をしていました。
これは北國新聞に掲載をされており、石川県かほく市役所で2017年8月29日に子育て中のママがまちづくりに参画する「かほく市ママ課プロジェクト」にて財務省の人との話し合いによって出てきたことなのですが、
「結婚をして子供を育てると、生活水準が下がるので独身者の負担をしてもらえないか?」という意見からこのように広がったと言われています。
しかし、
「シングルマザーはどうするの?」
「同性愛者に失礼だ」
「結婚をしたくてもできない人に失礼だ」
などの憤慨した意見が殺到をしたために、独身税という話はなくなりましたね。
40代は大きな壁
結婚は幸せというのはイコールにはならないかもしれないですが、結婚をして男女が一緒に暮らし、子どもを出産してという一般的な幸せと呼ばれる者はお父さんやお母さんとみて多くの人に植え付けられている情報だといえます。
そんな結婚をしたい人たちですが、40代というのは大きな壁になっているようですね。
最近はお見合いという制度は減っており、どちらかといえば出会い系サイト、婚活サイト、結婚相談所などを利用することでいろいろな人と出会い結婚相手を見つけるという流れになっています。
このほうがお互いマッチもしやすくなりますし、趣味や好みなどがわかっている人と出会える可能性も高まりますので結婚もしやすくなりますが、40代となると一気に出会いも少なくなるといわれています。
女性の場合はそのように言われており、初めての子どもを産むにはぎりぎりの年齢ということもあるためです。
なんとしても結婚をするなら39歳という節目を狙うことが大事ですし、それでも難しくなるならば生涯独身としての覚悟も必要なのかもしれません。
独身に関するまとめ
独身の女性や男性から未婚率などについての情報となりましたが、韓国でもブラックデーが始まったのはそんな独身で寂しい、もしくは恋人がほしいと思っている人たちから発祥をしていったと言われています。
各国の情勢はいろいろとあると思いますが、結婚というのはある意味の1つの幸せという形になると思いますので、日本でもこの習慣が広がればと思いますね。
実は後から知ったのですが、日本にも4月14日にはオレンジデーと呼ばれるイベントの日があったんです。
これは、夫婦の絆や愛を確かなものにするためにオレンジ色もものを贈るという習慣だそうですがブラックデーの方がまだ浸透していきそうな予感ですね。