日焼け止めは男も塗るべき?紫外線の影響と肌の老化について

日焼け止めといえば、紫外線などから自分の身を守るために塗る薬ですが女性がとにかくいつも塗っている。。。という印象です。

男性はあまり塗らないかもしれないのですが、実は男性も塗ったほうが良い理由がありますのでその理由を紹介していきましょう。

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日焼け止めとは?

日焼け止めとは、サンクリーン剤とよばれており皮膚に当たる紫外線をブロックすることによって皮膚の老化を防ぐ商品です。

日焼け止めや日やけ止めとも呼ばれることがあり、剤型としてはクリーム状のものや乳液状のもの、ジェル状のものが存在をしていますね。

日焼け止めには、紫外線防御剤と呼ばれている「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の2種類に分類できます。

それぞれ名前の通り、拡散剤は紫外線を物理的に反射し、吸収剤は紫外線を化学的に吸収し、肌に紫外線が届くのを防ぐますね。

紫外線の影響

日焼け止めは紫外線から身を守ってくれるということは分かったのですが、その紫外線による影響とはいったいどんなものなのでしょうか?

紫外線(UV)は人間にとって有害なものがたくさんあると言われています。

特に皮膚や健康面での影響があるといわれていますので気を付けましょう。

がんの可能性が高まる

例えば、がんになる可能性が高くなります。

紫外線を大量に浴びることにより、最も懸念をされるのは「皮膚がん」です。

特にガンとは無縁と思っている若い世代の時に紫外線を浴びることによって皮膚がんの発症率を上げることになります。

また、発症を早めることもわかっていますので子供や赤ちゃんなど生まれたことからいかに紫外線を浴びさせないか?という対策が皮膚がんを防ぐ最も大事な要因です。

紫外線にはレベルがありA~Cへ進むほどがんを発症するリスクが高まるといわれています。

Cはまだ地球に降り立っていませんが、Bは夏場などには降り注いでいますので日ごろから浴びないようにすることが重要ですね。

白内障になるリスク

失明の原因となる白内障も1つの大きな原因となっています。

WHO(世界保健機構)によると白内障の約20%は紫外線が原因とされていますね。

この白内障は紫外線量が多い地域ほど、高くなることがわかっていますので紫外線と白内障は深くかかわっていると言われています。

免疫力の低下と疲労

紫外線に浴びすぎると感染症にもかかりやすくなると言われています。

紫外線を大量に浴びるとヘルペスなどもできやすくなるのですが、これも免疫力が低下をしている大きな要因となっていますね。

紫外線を浴びることにより活性酸素が発生をするため疲れやすい体になってしまうと言われています。

肌老化の関係

紫外線を大量に浴び続けることにより、肌への影響からも逃げることはできません。

特に有害性の高い紫外線Bよりも低い紫外線Aを浴びることでも大量に浴び続ければ「しわ、たるみ」を引き起こしてしまうことがわかっています。

紫外線を浴び続ければ肌の色を黒くするメラニンが作られますが、大量に浴びたり、長年浴び続けることによりメラニンが過剰につくられ「シミ、そばかす」となってしまいますね。

もちろん紫外線を浴びたからその場でシミやそばかすになるのではなく、20歳を過ぎたあたりから「シミ、シワ」が出てくるようですので若いうちは大丈夫と紫外線を浴びるのではなく、若いうちから予防に努めるほうは賢明でしょう。

紫外線によるメリット

もちろん紫外線による影響は悪いものだけではなく、私たちの生活や生きていく中では大事なこともありますので簡単の紹介をしましょう。

ストレス発散

紫外線は日光を浴びることによる方法が一番早いのですが、実はこの日光浴びることによりストレスの発散へとつながります。

公園などで日光をあびながら昼寝をしたり、思い切り走って遊んだりすることにより非常に気持ちが良いですし、汗もかきますのでストレス発散になります。

ビタミンDを生成

ビタミンDを生成してくれるのは紫外線のおかげです。

ビタミンDは、カルシウムやリンなどのミネラルの代謝や恒常性の維持、骨の代謝に関係しており、不足すると子供ではくる病、成人では骨軟化症などが起こることが知られている成分となっています。

このビタミンDを作り出すには日光を浴びることが何よりも近道だといわれています。

殺菌作用

紫外線には殺菌作用があると言われており、細菌、雑菌、カビなどを殺してくれる役割を盛っっています。

そのため様々な皮膚疾患に対しても紫外線治療などに用いられることもありますね。

セロトニンをたくさん生成

日光浴をすることにより自律神経系のバランスを整えることが期待できます。

紫外線を浴びることによりセロトニンが増加をし、その結果睡眠ホルモンである「メラニン」が生成されることになります。

このメラニンは睡眠ホルモンと呼ばれており、朝日などの日光を浴びることによりその後の14~16時間後に眠たくなるといわれています。

これも日光を浴びる効果となりますので、実は日光には紫外線を浴びるというデメリットもありますが、メリットもあるということです。

しかし、日焼け止めは浴び続けたりすることでデメリットが多いことから結果としてはあまり浴び続けないほうが良い。

出ている皮膚は守るほうが良いという考えになることから予防のためにも男性も女性も関係なく予防をするほうが良いですね。

日焼け止めの選び方

しかし、たくさんの日焼け止めが販売をされていてどれを選べばよいのかわからない。

そんな悩みを持っている方も多いのでここでは日焼け止め数字、記号の意味や選び方について書いていきましょう。

SPFとは?

日焼け止めの数字といえばこのSPFですが、SPFとはいったいどんな意味になるのでしょうか?

SPFは、サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略で、主にUV-B(紫外線B波)の防止効果を表す目安の数値となっており、数字が大きいほど効果が高いです。

紫外線は人が浴びてから大体15分程度で日焼けをしてしまうと言われています。

(※個人差によって異なることも多い)

しかし、このSPFの配合をされているものを塗れば遅らせることができるといわれており、例えば、SPF30ならば30倍遅らせることができるという意味になりますね。

PAとは?

これも日焼け止めでよく聞く言葉なのですが、PAは、プロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)の略主にUV-A(紫外線A波)の防止効果を表す目安の数値です。

+(プラス)が多いほど効果が高いといわれていますので、

PA++++ →極めて高い効果がある
PA+++ →非常に効果がある
PA++ →かなり効果がある
PA+ →効果がある

このようになっています。

そのため、効果が高くなるほど料金も高くなりますが基本的にはSPFの数値が高いもの、そして+が多いものを塗ればそれだけ日焼けのリスクを避けられるということになりますね。

日焼け止めを塗る時期は?

では、日焼け止めはいつ塗れば効果が高いのでしょうか?

基本的には紫外線が強くなる暖かかくなる時期の3~9月ごろは日焼け止めを塗って紫外線を最低でも避けるようにしておきましょう。

それ以降も紫外線がないということはありえないため、避けるためにも継続して塗っておくほうが良いですね。

日光を浴びる効果はあるのですが、将来的にリスクもありますので日ごろから自分で紫外線予防を心がけてくださいね。

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