風鈴といえば夏に軒下に飾ることにより、音色を楽し無ものですが昔の人は風鈴をなぜをかぜ飾るようになったのでしょうか?
先日街を歩いていたらたまたま軒下に風鈴が飾ってあったので気になり調べてみました。
最近は風鈴を見ることもめっきり少なくなったのですがなんか風情があってよいものですよね。
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風鈴の起源は?
と、思っていたのですが大きな間違いだったようです。
風鈴と聞くとガラスできれいな絵が施されているものが多く「江戸風鈴」と呼んだりもするのですが実は風鈴の起源は日本ではなく中国だという情報が出てきています。
どうやら風鈴は仏教の伝来と一緒に日本へ来たといわれていますね。
中国と聞いて驚いたのですが、中国でも風鈴の音色を聞いて風情を感じることがあったんだなとおもっていたら実は違ったんです。
中国では風鈴を軒下に飾るようなことはせず、竹林にもっていきそれぞれの竹に風鈴をくくりつけ風の流れや音の鳴り方で「物事の吉凶を占う」ということに使っていたようです。
なんと風鈴の起源は「占い道具であった」ということになりますね。
そんな風鈴が日本へ渡ってきて広まって言ったと言われていますが使い方が違った方向へいったのがそのまま日本の風物詩になったということでしょう。
日本に渡った風鈴はお寺で使われるようになり、お寺の四隅に厄除けとして飾るようになったことから長い年月をかけて日本では夏の風情を楽しむもの道具として扱われるようになったのです。
実は風鈴にもいろいろな種類があり、南部鉄器のように金属製の風鈴もあれば、ガラスで出来た江戸風鈴、琉球風鈴、竹炭を使った風鈴、焼き物で作った風鈴など風鈴を一言で言ってもいろいろな風鈴があることがわかっています。
風鈴祭りが開催される
中国から伝わってきた風鈴ですが、実はお祭りも開催をされているものになっています。
奈良県橿原市小房町の『おふさ観音』で、夏の2ヶ月間の期間に「風鈴まつり」が開催をされます。
そのかずは圧巻の「2,500個」の風鈴が鳴り響くため夏を感じることができる?らしいですね。
しかし、これにも風鈴の涼しい音色が厄を払うという仏教伝来の思想を取り込んでいることから始まっているようですね。
こちらのお祭りは7月1日~8月31日まで開催をされているようです。
風鈴を思い切り楽しみたいという方には良いかもしれないですね。
風鈴の起源や音色などについてかいてきました。
まだまだ知らないことがたくさんありますね。