歓送迎会の挨拶の流れとコツとポイント!上司の締めの挨拶は重要

歓送迎会に挨拶をする方も多いことでしょう。

歓送迎なので、退職をする人、これから新しい職場で働く人、上司の乾杯に挨拶などいろいろとあると思います。

そこで、ここでは歓送迎会に挨拶についていろいろと書いていきましょう。

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歓送迎会とは?

挨拶の前に「歓送迎会とは?」という基本を理解しておきましょう。

歓送迎会とは、歓送会と歓迎会を合わせたものとなっています。

歓送会とは、送別会となっており会社を退職や転職する人をはげまして温かく見守って送り出す会。

歓迎会はこれか入社をしてくる新人の大卒の人や、転職をしてきた人を歓迎をする会となっています。

つまり、歓送迎会にはどちらも兼ねている会ということになっており、会社で歓送会と歓迎会を2回やることの方が大変ということもあり同時に行う会社は多いですね。

時期としては3~4月にかけて行う場合が多くなっています。

服装はどんなものなの?

歓送迎会の服装はその会社に合わせましょう

基本はみんなスーツで、仕事終わりに行うとなった場合にはそのままみんなスーツで仕事をすることになりますし、普段から私服の会社ならば私服になります。

しかし、就職が決まったけれども仕事は開始をしていない。

そんな学生の場合にはスーツで歓送迎会に参加をしておくか?もしくは人事採用の人はこっそりを確認をしておくとよいですね。

あとは歓送迎会をする規模によっても異なってきます。

例えば、会社の会議室で行うような軽いレベルの歓送迎会ならばそこまで肩肘を張らなくても大丈夫ですが、居酒屋での宴会や、休日に全員がホテルへ来て集まるような宴会場などになると服装もそれなりに気を使います。

服装に関しては悩むことも多いと思いますが、TPOをわきまえた服装を意識しておきましょう。

歓送迎会の進行の順番

歓送迎会を行うとなった場合に司会になるとなかなか苦労をすることになります。

その理由は挨拶の順番や進行を間違えないようにしていかなければならないという点です。

今までありがとうという気持ちをもって気分よく送りたいですし、新しく来る人には楽しみになってほしいという思いますので司会は細心の注意をはらって頑張りましょう。

歓送迎会の流れと挨拶の選定と順番

では、本題にはいり挨拶の順番を書いていきましょう。

その中でも抑えておきたいポイントは、去っていく人よりも今後長い付き合いになる可能性の高い後任者を先に挨拶をさせましょう。

今後長くなる人が先に挨拶をすることで、ほかの人からも話しかけやすくなるというメリットがありますのでまずは大事にしておきたいポイントといえますね。

司会者が開会の挨拶をする

まずは、司会者が開会のあいさつをしましょう。

その際には自分の軽い自己紹介や部署などを説明して、そこから新人や異動をする人を紹介していきます。

人数が多い場合には省略をするというのもありですので理解をしておきましょう。

代表者の挨拶

司会者が開会の挨拶と簡単な自己紹介を終わらせたら最初に会社で一番偉い人に挨拶をしてもらいましょう。

と言っても部署程度の歓送迎会ならば社長などは来ない可能性も高いためその部署でもっとも役職の高い人にお願いをします。

司会者はこの代表者の人へ前もって「挨拶をお願いいたします」と声をかけておくことが大事になりますので理解をしておきましょう。

乾杯をする

代表者の挨拶が終わったら、次に乾杯になります。

この乾杯に関しては、役職で2番目に高い人に依頼をすることが基本となります。

最初に挨拶を述べてくれた上司からの流れで次に偉い人へ挨拶を依頼すると歓送迎会の流れも良くなりますのでおすすめです。

乾杯の挨拶ですが、例文を紹介しておきましょう。

ただいまご紹介にあずかりました○○と申します。

僭越(せんえつ)ながら、乾杯の音頭をとらせて頂きます。

ご退職される△△さん、長い間お世話になり、誠にありがとうございました。

△△さんに教えて頂いた事や助けて頂いた事はこれからも仕事に活かしていき、また新しく来る人たちへ受け継いでいきたいと思います。

そして□□さん、我が社へようこそ。

これから仲間として働ける事を嬉しく思いますので、一緒に頑張っていきましょう。

それでは皆さん、ご唱和をお願い致します。△△さんのご健勝と□□さんのご活躍をお祈りし、乾杯!

全員でカンパーイ!!

御芳志(ごほうし)をいただいたら?

もし、会費以外に上司や会社の偉い人などから御芳志と呼ばれるお金をもらった場合には乾杯後に「○○様から御芳志をいただきました」というように乾杯に音頭の後に参加者は報告をすることを忘れないようにしましょう。

複数人からいただいた場合には役職順に報告をしておくとスムーズです。

歓談を挟む

乾杯が終了をしたら、しばらくは歓談をするようにしましょう。

料理も運ばれてきますし、乾杯後にはしばらくのどを潤したいものですので次のことがあるまではしばらくゆっくりと。

その際に新人や異動組はあまり話す相手もいないため、司会や幹事を中心に他の人たちとなじめるように積極的に声をかけて上げてください。

新しい人は上司にお酌へ行かせて名前をアピールさせるというもの一つの方法です。

また、これから去っていく人には今までの感謝の気持ちとお礼を述べることも忘れないようにしてくださいね。

余興などを入れる

これはなくても良いのですが、歓送迎会に参加をしている人の中に歌が得意な人や踊りが得意など特技がある人がいるなら出し物をしても良いでしょう。

例えば、ダンスをしている中に新しく入ってくる人、これから辞めていく人など一緒を巻き込むことでより楽しい歓送迎会になります。

みんなで盛り上がれるようなものを取り入れると良いですね。

花束、記念品の贈呈

これは歓送迎会の大事なポイントとなりますが、今まで会社にいた人が去っていく場合に花束や記念品の贈呈をすることになります。

主役がみんな受け取ったら、新人、異動者、退職者の順番に挨拶を行いましょう。

もちろん、これは最後に向かってますので食事はほぼ終了をしている状態でかしこまっている状態にしておきましょう。

締めの挨拶

最後の歓送迎会の締めの挨拶になりますが、これは二番目に役職の高い人にお願いをするようにします。

挨拶の後に手締めの音頭で終了をすると閉まりもよくなりますし、司会が閉会の言葉を伝えることで歓送迎会もおしまいとなります。

二次会はお開きの挨拶後にアナウンスをするようにしましょうね。

締めの挨拶の時に気になることなのですが、もし同じ役職の人がいる場合には年齢が上の人にお願いをしておきましょう。

挨拶のコツとポイント

最後に挨拶のコツとポイントについて紹介をしていきましょう。

新人の場合

・この場を設けてもらった御礼

・会社に貢献をしたい思い

・自己紹介では出身地、出身大学、趣味、特技など印象に残るようなもの

・会社に一日でも慣れて貢献をしたいという思い

この辺りをまとめておきましょう。

上手く挨拶をしようとするとうまくいかないことも多いので、失礼のない程度に自分の言葉で挨拶をするようにしてください。

異動者の場合

・いつ、どこへ異動をするのか

・この場を設けてもらったことへの感謝

・その会社へのお礼と感謝の言葉

・会社にお世話になった年数と今後の抱負と残る人への気遣い

上司の場合

上司の場合は歓送迎会なので、新人だけの場合と送る人がいる場合、異動者がいる場合などいろいろなケースが考えられますのでどちらも紹介をしていきましょう。

新人へ向けて

・入社おめでとうの挨拶

・会社の今の状況(〇周年)など

・社員をして誇りをもって頑張ってほしいという意欲的なこと

・上司や先輩と協力として頑張っていってほしいということ

異動者へ向けて

・栄転おめでとうの言葉

・その人の人柄について話をする

・次の異動先での活躍を祈っての言葉

・今後もお願いしますというつながりを残す言葉

歓送迎会の挨拶のまとめ

歓送迎会となるといろいろなパターンの挨拶があると思います。

しかし、そこでいきなりうまくは行かないこともあると思いすので、ここで紹介をした挨拶のポイントやコツについてはまとめておきましょう。

歓送迎会となると、サプライズではない限り事前にわかっていると思います。

そのため、挨拶をする人は事前に用意をしておきましょうね。

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