なんとなく見ている方も、仕事を探している方も募集要項を見ている方も多いと思いますが、この違いについて知っておくととても便利です。
結果的は驚きますので、参考にしてください。
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パートとアルバイトの違いはなんですか?仕事が違う?
パートとアルバイトの違いについてですが、法律上をみていきましょう。
まず、一般の人がどのように感じているのかというと「パートとアルバイトに違いはあると思いますか?」という質問に対して、
違いがある49%
違いがない29%
わからない22%
と半数以上の人がパートとアルバイトは違うと感じているということがわかります。
私も違いがあるという意見に一票でした。
しかし、法律上をみていると「1週間の所定労働時間が通常の労働者の1週間の所定労働時間に比べて短い労働者」と定められてるということなので、結果としてはパートとアルバイトに大きな違いはないことがわかります。
労働基準法ではすべて労働者という扱いになることから、結果としては「同じ」ということになります。
では、なぜ同じ扱いなのに呼び方がことなるのでしょうか?
パートとアルバイトの違いが学生と主婦で呼び名が違う
もちろん福利厚生面でも、社会保険の面でも異なることはありませんので結果としては全く同じという扱いになります。
基本的の募集をしたい企業での呼び方の都合をいう形になっており、パートは主婦などの女性の募集という意識があり、アルバイトが学生に来てほしいという狙いがあるため呼び方がことなります。
アルバイトといういい方は仕事や労働を意味するドイツ語の「Arbeit」から来た言葉となっており、戦前に旧制高等学校の学生の間で使われた隠語で、家庭教師など、学業を片手間にする仕事をアルバイトと呼んでいたことから広がったといわれています。
それに対して、パートは短時間労働の意味をしており、アルバイトは学生が片手間にする仕事という意識が広まったため、パートは主婦がするものといわれています。
パートは昭和29年に百貨店の大丸が新聞広告に「パートタイムの女性を募集」という案内を出したことが始まりといわれています。
なんと百貨店で働くことはある意味ステータスであったことか1000人以上もの募集あありパートタイムという言葉が定着したといわれていますね。
パートとアルバイトの違いはないですが、雇いたい側で呼び名が違うということを理解しておきましょう。