こいのぼりの童謡と飾る由来 実は謎の2番の歌詞がある

こいのぼりといえば、子供の日に飾りますがみなさんこいのぼりの童謡をちゃんと歌うことはできますか?

実は実際に歌ってみるとわからなくなる部分もあります。

ちなみに一緒に飾る五月人形の由来や意味についてはこちらに書いていますので参考にして下さい。

このぺージではこいのぼりの正しい童謡と兜と一緒に飾る由来について書いて行きたいと思います。

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こいのぼりは日本の歌と歌詞

こいのぼりの歌の歌詞はこちらです。

1番

やねよりたかい こいのぼり
おおきいまごいは おとうさん
ちいさいひごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる

2番
やねよりたかい こいのぼり
おおきいひごいは おかあさん
ちいさいまごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる

謎の2番
ごがつのかぜに こいのぼり
めだまをちかちか ひからせて
おびれをくるくる おどらせて
あかるいそらを およいでる

皆さんがよく知っているのが1番になります。この1番は学校の教科書や保育園、幼稚園の教科書にも出てきていますね。

しかし、2番は2つ存在しているのです。

その理由は、謎の2番は教科書用に作られていると言うことなんです

この曲は1910年に作詞家の近藤宮子さんと言う方は作った歌になります。しかし、この時代は「男性をたてる」ことが女性の仕事でした。

つまり、女性が出てくる歌なんてという風習が残っていたので本当の2番は敬遠されていたのです。

しかし、教科書に乗せるには1番だけでは短いからと言う理由で昭和44年に作詞家の小林純一さんと言う方が謎の2番を作ったと言われていますね。

こいのぼりの節句

こいのぼりの風習は、江戸時代に武家で始まったものとされる。男児の出世を願って、家庭の庭先で鯉に模した吹流しが飾られました。
端午の節句である旧暦の5月5日までの梅雨の時期に飾られることから、「皐幟(さつきのぼり)」とも呼ばれています。

こいのぼりは別名「武者登り」とも言われています。子供がこいのぼりのように将来上にのぼっていってほしい。幸せな人生を送ってほしいという願いから飾られることとなりました。

鯉のぼりの一番上にある5色(青・赤・黄・白・黒)の吹流しの色は、古代中国の「陰陽五行説」に由来していると言われています。この世の全ての物は、陰と陽の二つの気及び木・火・土・金・水の五行で成り立っていると考える思想になりますね。

こいのぼりは子供の将来が健やかになりますように。そんな意味を込められて飾られているんです。

最近は大きなこいのぼりよりも小さめのこいのぼりの方が売れているみたいです。

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